明確に金利表記をしない少し怪しいクレジット会社
自動車購入時のマイカーローンでは金利は明確にされている場合がほとんどですが、例えばクレジット会社の免許ローンなどはぱっと見ても金利が分かりづらい場合があります。
未成年の方でも組めるような、審査基準が低い手軽に見えるとあるクレジット会社の運転免許ローンでは、後払いや月々の支払いで免許が取れるなどのメリットばかりを強調し、金利については分かりづらくなっています。
返済プランが載っているので計算をすれば大体の金利は自分で算出は出来ますが、そこまでしないと金利が分からないようになっているのは、単純に金利が高いためです。
低金利の銀行マイカーローンが強い
最近では地方銀行のマイカーローンも未成年の方でも、親権者の同意があれば免許取得目的でマイカーローンが組めるところが多くなっています。銀行なのでクレジット会社よりも低金利であり、月々の返済負担も大きくはなりません。
また、地域密着の地方銀行ということで親権者の同意も取りやすく、安心してローンが組めるメリットもあります。
対してクレジット会社の運転免許ローンは、同じ借金であるのですがどうしてもイメージがよくありません。銀行で組むローンは抵抗が無いとする方でも、クレジット会社のローンについてはNGと考える方も多いものです。
それでいて金利も高いとなれば、もし未成年の方が手軽だからとクレジット会社で運転免許ローンを組もうとしていると親権者が分かれば、地方銀行にしておきなさいと言い、クレジット会社のローンは許してくれない場合もあるでしょう。
それではクレジット会社も商売になりませんので、せめて金利部分だけでも大々的にはかかず、月々の返済負担だけを見せて安心感を与えるようなやり方をしているのです。
問い合わせないと分からない
とあるクレジット会社で運転免許ローンを調べてみると、ホームページ上に金利の表記がどこにもありません。「よくある質問」を見ても載っておらず、正確な金利が知りたければ問い合わせるしかないのか、もしくは隅々まで全てのページを見て確認をして回るしかないようです。
運転免許取得であってもマイカーローンは借金ですので、金利は利用前、申し込み前、そもそもの検討段階で知るべき情報であるのは言うまでもありません。しかし、こういったクレジット会社では本来は検討材料であるはずの金利を不透明にし、利用者の判断を鈍らせています。
ディーラーのローンにも言えることですが、金利を明確にしないのは何らかの引け目を感じている証拠とも言えますので、明確な金利水準が分からないようなところではローンは組まない方が良いでしょう。
明確にしない金利はほとんどが高金利
クレジット会社の運転免許ローン自体が高い金利で有名ですが、それでも金利を明確にしていないようなところは当然のように高金利設定です。大体は15%程度となるため、免許の代金を30万円として36回払いとすれば最終的な利息総額は75,000円前後となるのです。
これがネット銀行や地方銀行の低金利マイカーローンであれば、同じ金額の借り入れ、返済でも利息総額は2万円程度で済む場合もありますので、クレジット会社での不透明金利でのローンには要注意なのです。
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下取りよりも数十万円も高く売れれば、借り入れ金額や期間にもよりますがマイカーローンの数パーセント分の金利差と同等です。面倒だからと下取りに出す、下取りの方が高いと決め付けてしまうと損をする可能性があります。
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