頭金を用意すると審査に通りやすくなるのか
大きな金額のローンとなると用意する場面も出てくる頭金ですが、マイカーローンについても頭金の有無によって審査基準も変わると言われています。
単純な考え方で良いのですが、例えば200万円の自動車を購入しようとした際に、全てをマイカーローンをまかなえば当然ながら200万円のローンとしての審査が行われます。しかし、頭金を150万円用意してローンを組めば、50万円のローンとしての審査となります。
これは極端な例ですが、頭金があればマイカーローンの融資額が減りますので、金額によって変わるともされる審査についてはいくらか通りやすくなると言えるでしょう。
有利にするためにはある程度の金額が必要
ただ、いくら頭金で審査が有利になるとは言っても、200万円のローンに対して10万円程度ではあまり変わらないでしょう。もしその程度の頭金でマイカーローン審査に通るとするなら、1万円や2万円程度の手付金のような頭金でも十分に通る可能性があります。
頭金の扱いは融資額に対して足りない信用を補うような位置付けですので、200万円は出せないけど100万円までなら出せる方であれば、100万円を用意出来ればマイカーローンが組めます。
自身の収入や信用情報に応じて変わるため、「いくらのローンでいくらの頭金を用意すれば良いか」は一概には言えませんが、ディーラーで組むマイカーローンでは頭金の有無によって審査の合否結果は異なります。
銀行のマイカーローンには通用しない場合が多い
頭金を用意してマイカーローンを組む方法は、あくまでディーラローンに限られます。銀行で組める低金利のマイカーローンの場合には頭金を用意するといった方法が通用しない場合が多く、そもそもの融資方法が銀行が直接ディーラー等に振り込みを行うので、頭金の用意をするといった手続き自体が無い場合がほとんどです。
ただ、銀行のマイカーローンでディーラーローンの頭金を用意する方法は可能です。銀行では大きな金額のローンは組めないけど、数十万円程度なら審査に通りそう、ディーラーならいくらかの頭金を用意出来ればローンが組めそうといった状況であれば、有効な方法となります。
銀行で一部金額のローンも組める
銀行のマイカーローンの中には購入費用全額の融資ではなくとも、頭金としての一部の金額のローンを組めるところがあります。頭金の分だけ銀行のマイカーローンで借りて、残りはディーラーでローンを組めば自動車の購入は出来ないわけではありません。
しかし、当然ですが以後の返済は2社に行うようになってしまうため、返済の手間や負担は大きくなります。仕事で絶対に必要などの理由でもなければ、こういった無理なローンの組み方をするのはあまりおすすめは出来ません。
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下取りよりも数十万円も高く売れれば、借り入れ金額や期間にもよりますがマイカーローンの数パーセント分の金利差と同等です。面倒だからと下取りに出す、下取りの方が高いと決め付けてしまうと損をする可能性があります。
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