マイカーローンの比較、してますか?
自動車を買う際のマイカーローンは、ディーラーや金融機関によって金利やサービスがそれぞれ異なります。何もマイカー購入時に限った話ではなく、何らかのローンを組むとなれば金利にしても条件が異なるのが当然であり、住宅ローンなどにおいては金額が金額だけに、より細かく深く比較をする方も多いものです。
しかし、マイカーローンとなると比較をするどころか、全て自動車を購入するディーラーに言われるがまま、そのまま契約をしてしまっている方が多いのも事実です。他の金融機関の方が金利が大幅に低い場合があるにも関わらず、実際の金利差を見比べることなくマイカーローン契約をしてしまうのです。
たしかにディーラーでそのまま進めてしまえば手続きも楽であり、マイカーローンの審査にしても融通は利くようにもなります。しかし、安定した収入があり、過去に金融トラブルを起こしていない方であれば、金融機関でのマイカーローンの審査も不利なく受けられます。
最近では銀行が提供するマイカーローンの金利も低くなっており、より負担を少なく安心してローンが組めるようにもなっていますので、マイカー購入の際にはしっかりと金利等でのマイカーローン比較をしておくと良いでしょう。
低い金利でマイカーローンを組む利点
マイカーローンの比較をする意味は、言うまでも無く「低い金利で借りるため」です。日用品の購入とは違い、自動車は100万円以上もする大きな買い物です。僅かな金利の違いで支払うべき利息の金額も大きく変わってしまいますので、マイカーローンはよく考えてよく比較をしておく必要があるのです。
例えば、300万円のマイカーローンを組むとした場合に、金利が1%違うとどれだけの返済金額の差があるのかを見てみます。返済方式は一般的な「元利均等返済」とし、支払い期間は5年間の60回払いとして考えます。
金利(年) | 支払い総額 | 利息 | 利息差額 |
---|---|---|---|
7.0% | 3,564,212円 | 564,212円 | - |
6.0% | 3,479,909円 | 479,909円 | 84,303円 |
5.0% | 3,396,822円 | 396,822円 | 167,390円 |
4.0% | 3,314,968円 | 314,968円 | 249,244円 |
3.0% | 3,234,367円 | 234,367円 | 329,845円 |
2.0% | 3,154,998円 | 154,998円 | 409,214円 |
1.0% | 3,076,876円 | 76,876円 | 487,336円 |
※参考数値となります。
元利均等返済とは、利用残高によって利息が変わる方式となるため、金利が低くなればなるほどに最終的な利息総額の差は開いていく一方となります。
仮に返済金額を6万円とした場合には、以下のような利息の支払いと元金分の返済となります。
金利が年5%なら12,500円が利息となるため、ローン残高は47,500円減らせる
翌月の利息は残額2,952,500円に対する12,133円が利息となる。
金利が年3%なら利息は7,500円となるため、ローン残高は52,500円減らせる
翌月の利息は残額2,947,500円に対する7,267円が利息となる。
この差は払い切るまで広がっていき、カードローン商品などと違ってマイカーローンは「返した分を再び借りる」のは不可能なため、単純に利息の差は広がっていくだけなのです。
ディーラーでマイカーローンを組めば5%の金利はザラであり、車種や金額によっては7%や8%の金利とされる方もいます。交渉によっても金利は変わりますが、いくらなんでも金利が半分になるなどは考えづらく、言われるがままのマイカーローン契約をしてしまうと利息で大きく損をしてしまう可能性があるのです。
金融機関で組むマイカーローンであれば、高いところでも4%程度、低いものであれば1%~2%とする商品もあります。
いくらサービスやサポートが付いてくる可能性があるとは言っても、金利が2%も3%も低く金融機関でマイカーローンが組めるのであれば、ディーラーには上記の例で言えば20万円ほどのサービスをしてもらわないと、高いマイカーローン金利は割に合わなくなってしまうのです。
≫ディーラーローンはなぜ金利が高いのか
車を買い換える際には
新たに車を買うにあたってマイカーローンを組もうと考えている方は、今の車をより高く売ることも考えてみましょう。
ディーラーでの下取りは手続きも簡単に進む利点はありますが、どうしても下取り価格が高くならない欠点もあります。車種や年式にもよりますが、買取店に売却をした方が下取りよりも数十万円も高く売れる場合もありますので、まずは無料で利用ができる一括買取査定のサービスを利用してください。
ネット上での簡単な入力項目で複数の買取店で同時に査定が行え、比較をした上で最も高い査定額の買取店に売却ができるために無駄なく高く車が売れます。もちろん査定をしたからといって必ず車を売らなければならないわけではないので、あまり高い値段が付かなかった場合や売却をやめた場合であっても、無料でキャンセルが可能です。
低金利のマイカーローンを探す
金利差による利息の負担や支払い総額の違いを理解すれば、後は低い金利のマイカーローンを探すだけです。
昔は銀行で組むとなると何かと面倒なものでしたが、最近では銀行でも手軽な手続きが出来るマイカーローンも増えてきています。特にネットによる影響は大きなものがあり、Web上での仮審査手続きから本契約まで、店舗や窓口まで行かずに、自宅にいながらマイカーローンの手続きがネットと郵送のみで完了してしまうものもあります。
それでいて金利はディーラーよりも低くなっている場合が多いため、利用者側にとってはメリットの大きいマイカーローンとなっているのです。
全国対応で低金利のマイカーローン
人気がある銀行のマイカーローンは、日本全国どこからでも来店不要でネットで申し込みができるようになっています。車の購入金額が決まる前でも申し込みができるマイカーローンもある、最短即日の審査結果連絡などの早い手続きが魅力となる銀行もあります。
申し込み後の仮審査や事前審査に通過をした後は必要書類の提出となり、FAXや郵送、場合によってはネット上でのアップロードでも進められるようになっているので来店は不要です。そのまま契約手続きまで来店は不要とするマイカーローンであれば、近くに借り入れを行う銀行の店舗が無くても問題ありません。
また、銀行のマイカーローンの多くは保証料が金利に含まれており、不要となっています。余計な費用がかからないのも利点であり、なるべく低負担でマイカーローンの利用をしたい方に向いています。
地域が限定されないマイカーローン
地方銀行のマイカーローンは多くが利用地域が限定される場合が多く、本支店の営業地域内にお住まい、またはお勤めの方しか利用が出来ません。しかし、静岡銀行のマイカーローンは日本全国に対応をしているので、地域を問わずに利用が出来ます。
ネットから手軽な仮審査を受けられ、購入する車種や金額が決まる前でもマイカーローンに仮審査が可能ですので、まずは仮審査だけ受けてみて、結果を見てから車を買うかどうか、そもそも静岡銀行マイカーローンを利用するかを考えるのも悪くはありません。
仮審査を受けたからと言って必ずしもマイカーローンを組まなければならないわけではなく、途中でキャンセルももちろん可能です。キャンセル料などはかかりませんので、まずはネットで「かんたん仮審査」を受けてみましょう。
しずぎんマイカーローンの良さ
静岡銀行マイカーローンでは、新車や中古車の購入などに使うもの以外に、自由な用途で繰り返し利用が出来るカードローンも付いてきます。銀行だけあって低金利の商品となっており、マイカーを購入した後のお出かけの費用としても使えますので、マイカーローンと合わせて大変便利な借り入れが出来ます。
マイカーローン自体は車関連の費用にしか使えませんが、カードローンなら用途は問われていませんので、例えば生活費としてお金が足りないときに使っても問題ありません。
ただ、他の銀行ではマイカーローンの他にカードローンを利用する場合には、別途申し込みをする必要があります。しかし、静岡銀行のネットからの手続きを行うマイカーローンであれば、カードローンもセットになっているので余計な手続きは不要で手軽なのです。
比較して分かる優れた金利
マイカーローンは金利が重要なポイントであり、比較をする際にもしっかりと見ておく必要があります。金利にも固定や変動といったものがありますので、そのあたりも含めて比較をし、検討をすれば、より賢いマイカーローンが組めるようになるでしょう。
≫変動金利と固定金利の違いに気をつける
利息を節約して安心のカーライフを
マイカーローンを低い金利で組めれば、月々の支払いも少なくなるので買ったばかりの車でレジャーやドライブにも行きやすくなります。利息の支払いは無駄な出費でしかありませんので、節約出来るところはしっかりと節約し、安心のマイカーローン、安心のマイカーライフを送るようにしましょう。
マイカーローンについては必ず申し込み先で金利等の確認をして下さい。変動金利の場合には適用される金利が変わる場合がありますので、マイカーローン利用の際には十分にご注意下さい。
▼交通事故に遭ってしまった場合は
マイカー購入後に交通事故の被害者となってしまった場合や、車を買い換える理由が事故の被害に遭ってしまったからといった方は、示談を正しく進めて損をしないようにしましょう。保険会社との示談の正しい進め方を知っておかないと、得られる賠償金が本来の金額から考えて少なくなってしまう場合があるのです。
≫交通事故の被害者が示談交渉で損をしないためには
保険会社が提示する示談内容は過去の似た事例から保険会社に有利になる条件となっていることが多いためで、本来は被害者側に過失が少ないとしても不利な条件での示談となりがちです。