初めて車cr-xを買った時の思い出
私が初めて車を購入したのが19歳の春でした。まだ車の免許を取りに行ってた最中です。免許は取るとすぐに運転しないと勘が鈍って駄目だと聞いたからです。
最初はあちこちブツけるだろうし、学生なのでお金もないしということで、中古車を買うつもりで、県内の中古車が一堂にそろうというセールに父と出かけました。
前もって目星をつけていたのは、スバルの四駆です。中古なら50万程度で買えました。そのスバルのブースに行く途中です。同行していた父が「いいなぁ」と足を留めました。
それは、走行距離が100キロほどの新古車でした。まだ発売して3か月ほどだそうです。父の他にも数人のお客さんが車を取り囲んでいました。車はホンダのCR-X。スポーツカーの中でも走り屋が好んで乗っていた車です。
なんでもモデルチェンジをしたばかりだそうですが、購入した人が、もうひとつ上のグレードが欲しいと言って、購入してすぐに買い換えたそうです。
金額は120万円。よほど気に入ったのでしょう。父は「半分ワシが出すから、これを買いなさい」と言って、その場で即決です。
かくして私は走り屋の車に初心者マークをくっつけて乗るハメになりました。全く車には興味がなかった私ですが、この車に乗ったおかげで方々で声を掛けられ、車にもやたら詳しくなりました。
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